相続した一戸建てで3,000万円の特別控除を使いたい 〜横浜で不動産を売却した事例〜
相続した軽量鉄骨の一戸建てを3000万円の特別控除を活用するためにあえて更地にして売却した事例
相続した一戸建てで3,000万円の特別控除を使いたい 〜横浜で不動産を売却した事例〜
相談内容
ご相談者は、実家を相続したご姉妹でした。老人ホームに入居されていたお父様が亡くなられ、空き家になった実家を売却したいとのことでした。当初、建物が軽量鉄骨造でとてもしっかりしていたので、リフォームをして中古戸建てとして販売をする予定でした。
旧耐震の建物だったので、相続した空き家の3,000万円の特別控除を適用させるために耐震診断をしたところ、後付けの地下車庫が問題で耐震適合証明書が発行できませんでした。特別控除がないとけっこうな譲渡所得が発生し、およそ20%の税金がかかります。
とにかく、手残りが多くなるようになんとかならないかと相談されました。
解決策
建物はハウスメーカーの軽量鉄骨造でしたが、建築確認未取得の地下車庫が付属していたため、建築したハウスメーカでの耐震診断はできないと言われてしまいました。いろいろと建築士に打診をしたものの、どこも地下車庫でNGが出てしまい、結果として耐震診断をあきらめ、更地としての売却を提案させてもらいました。
解体費は約400万円かかるものの、今回のケースでは3,000万円の特別控除で約600万円を節税できます。特別控除が使えない中古で販売するよりも、トータルで手残り金額が多くなります。
また、実際の解体作業は、買い手が見つかってから行うようにして解体費用の支払いを物件の引き渡し時に合わせることで、ご相談者からの手出しが無いようにタイミングを調整しました。更地としての売却なので早く買い手が付き、手残りも多くなって、ご相談者からとても喜ばれました。
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